日本で唯一の屋根に椿の木を植えた店舗から作家、社長、杜氏である谷口英久が綴る抱腹絶倒の「Blog」
とにもかくにも応急措置。
07/Oct.2020 [Wed] 13:38
ツバキ城の二階の窓の桟が腐っていることに気がついた。
ここは水が掛かるので腐りやすいんだろう。
なにしろ毎朝晩、屋根から水を撒くのである。
腐っていることに気がついてからも自分の具合が悪かったので
放置してあったけれど、台風が来ると水が中に入り込むので
修理することにした。
大工さんに頼めば良いと思っていたけれど
大工さんは忙しくてなかなか来てくれないのである。
それで自分で応急措置だけでもしてみようと
思い立った。
ちょうど良さそうな材木の切れ端をあてがってみると
これがうまくはまりそうだった。
それならと思ってノコギリで切って、ネジで止めてみると
あら不思議、直ってしまった。
少なくとも窓の開閉はできるようになった。
気を良くして、次の日は外からの修理をしてみた。
水が掛かっても良いように、桟を漆喰で塗ってみようと思った。
漆喰では弱いので、そういう時には
これが効くんですね。
エクセルジョイントというのだけれど、固まると水にも強く、強度もある
万能の商品である。
これをボンドで溶いて、コテを使って塗ってゆく。
うまくいった。
しばらくは大工さんを頼まなくても大丈夫だろう。
また台風が一つ生まれたらしい。
九州に行くか、という予報だったけれど
やっぱりこっちに向かってくるという。
そうでしょうね。
大陸の高気圧に押されて、元気よくこっちに向かってくるのだろう。
嫌だけど仕方がない。
壊れたらまた直そう。
大工仕事もずいぶんできるようになった。
応急措置で良いんだ。
一生、それでやり通すことだってできる。
人生応急措置。
良いなあ、このフレーズ。
左右の銘はなんですか?
人生応急措置。
なにしろ笑えるのが良い。
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こんなに急にダメになるものなのか?
29/Sep.2020 [Tue] 13:38
冷蔵庫が急に冷えなくなってしまった。
裏側の羽の音が煩くなったので
引っ張り出して、油を差したのだけれど
音は静かになったものの
静かに急激に温暖化が進行している。
まず冷凍庫の中が冷えなくなって
氷が溶け、さらにパンや魚類、たまに食べる
肉も溶け始めた。
これはまずい、と思っているうちに
冷蔵庫の中も温暖化が進んで野菜が傷みはじめた。
義理の母が使っていたものをもらい受けて
使っていたので、二十年以上使ったのだと思う。
いやー、しかしこんなに急にダメになってしまう
ものなのかどうか、わからないけれど
とにかく使えないので困った。
そこで倉庫に入れてあった古い巨大な冷蔵庫に
電源を入れてみるととりあえず冷えることが判明。
しかしこんなに大きなものをどうやって運び込むのか?
途方にくれる。
そこで運送屋さんに頼んで
動かなくなった冷蔵庫を外に出し
この巨大な冷蔵庫を家の中に入れてもらうことにした。
玄関からでは入らず、縁側のガラス戸からなんとか入れた。
ふぃー、これで一安心かと思っていたら
今度はこの冷蔵庫も冷えなくなってきた。
外側は熱を発して、中は冷えず、とりあえず冷凍庫だけが
少し冷えるだけというような状態である。
こりゃダメだ、ということで急遽冷蔵庫を買おうと
思うけれど、島嶼に送る事はできない
と、どこのショップでも言われてしまう。
どうしたら良いんだ? と思うも氷はない、
水も冷えない、野菜も貯蔵できない、肉は腐る、
といった状態である。
冷蔵庫というものはこんなに急に壊れるものなのかどうか?
人生にはわからないことが沢山ある。
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こんなもの誰も欲しがらないだろうな。
12/Sep.2020 [Sat] 13:21
ラジカセの巻き戻し機能が
壊れたことは以前書いたのだけれど
テープを巻き戻す良い方法がないか、考えていたんですね。
そうだ、それなら、電池とモーターで動く巻き戻し器を作ったらどうなのか? と自分の中で盛り上がった。
プラモデルに使うモーターを動力にして、軸を延ばしてカセットテープに繋げば良いのである。
うーん、これは良いかもしれない。
しかし動力がどのくらいの速さで回るかが鍵になるだろう。
あんまり速いとテープが千切れることもあるし、逆にゆっくりだと話にならない。
そんなわけでネットでモーターを見てみると、四段階にギアの調節のできるモーターが売っていた。
それが届いたので早速組み立てに入るか? というと、そうでもない。箱を開けてみたら、ギアの組み立てが難しすぎてわからないので困ってしまった。
こりゃダメだ、という訳で一週間、放置してあった。
仕事場では暑くてやる気がしないので、家に持って帰って、
酔った勢いでやってしまおう、という作戦にした。
酔うと頭のハードルが下がるので、難しく見えるものも、一つずつ順番にやっていけば案外出来てしまったりするのである。
取り扱い説明書を見るとギア比によって、回転する速さが決まると書いてある。
しかし、そのギア比というのがわからない。こういうものは小学生向けに書いてあるのかと思ったけど、そんなことはなくて、難しいのである。とりあえず、一番速い回転数だと思われるものを選んで、それに必要なパーツを組み立てていくことにする。
しかしこの取り扱い説明書はモノクロの印刷で、今度はこのパーツで良いのかどうか、迷ってしまう。やれやれ、こういうことは不得手なんだ、ということが今になってわかる。やめれば良かったか? と弱気になるけど、しかし、もう後には戻れない。ま、失敗したって良いんである。
気楽に行こうぜ、と自分に暗示をかけてなんとかモーターを組み立てた。
さて次は木工の仕事。カセットテープがしっくり収まるように、まずモーターの軸に合わせて板に穴を開ける。それからモーターの軸の先にコルクを取り付ける。これがカセットテープの、穴の片方に入ってテープを回す役目をする、という壮大な計画。
木工の仕事は正確に距離を測って切ってゆくということが
まず苦手である。
たいてい寸法を間違えたり、面倒くさくなって
適当に切ってしまうことがよくある。
それでもなんとか、綺麗に材木を切った。
次に穴を開ける作業。
これも穴の位置を間違うとモーターの軸がずれてしまうので
緊張する。大体、どうやってこの穴の位置を決めるのか
大汗をかいて作業をした。
モーターの軸の先に付けるコルクは切り出してみると
完全な丸にはなっておらず、付けて回してみると
よれてしまう。
そこで鉛筆を少し切って、芯の部分に穴を開けた。
これでうまくいくかもしれない。
手が芯だらけになったけれど、早く次の作業に入りたい。
どうか? 
うまくいった。
試しに電池を入れて、モーターを回して、カセットを
巻き戻してみる。
おおー、素晴らしい。ゆっくりだけど確実に巻き戻している。
満足した。
妻に見せると、すごいすごいと言って褒めてくれる。
こんなことをしているうちに八月が終わってしまった。
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受け入れること。
01/Sep.2020 [Tue] 15:45
髪の毛を刈っている最中に
バリカンのアダプターが
折れてしまった。アダプターはプラスチックでできているので
古くなって折れてしまったらしかった。
8ミリに設定してあったアダプターは
それが折れたことでいきなり1ミリに変わってしまった。
つまりその部分だけ剥げたように髪の毛が
短くなってしまったのだった。
頭の左の側面で、目立つといえば目立つところだ。
風呂から上がって妻に見てもらうと
(あーあ)
という顔をしている。
仕事だけをして誰にも会わないというのなら
それでも良いけれど
今週は東京の歯医者にも行かなければいけないし
人にも会わなければいけない。
帽子をかぶっていればわからないけれど
歯医者に行って帽子をかぶっているのも変だ。
「ま、そのうち伸びるよ」
と妻は言った。
髪の毛は頭頂部は少し長く
下に下がるに従って短く刈っている。
それなりに工夫がしてある。
初めてこういう風に刈った時はうまく出来なくて
トラ刈りのようにマダラになったりした。
ま、自分には見えないので良いか、とも思うけど
これはちょっとひどいなあ、と思った。
しかし、こういう場合はいじればいじるほど
ひどくなってゆくのである。
覚悟を決めて忘れて暮らすのが一番だと
いうことも経験から分かった。
床屋さんに行ってもこれは修正不可能だろう。
放っておくのが一番良いこと、
今日はそう思って、鏡も見ないことにした。
出来事というのは予測不能で
突然起きるものだ。
それが抗えないものなら、受け入れるしかない。
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おじさん、手つなぐ?
22/Aug.2020 [Sat] 13:04
山手線に乗って座席にすわる

つい上を向いて画面を見てしまう。
やれやれ、と思った瞬間に動画が流れているのを
見てしまうのだ。
今、盛んに流れているのは脱毛の宣伝で、
女の子が図書館で本を手に取ろうとすると、同じ本を男の子も取ろうとする。
二人の手が触れそうになると女の子が「手つなぐ?」
といきなり聞くのだ。
それで男の子がびっくりすると「ジョーダン」と言って笑うのである。
そんなわけないだろ? といつも思うけど、顔を上げるとつい見てしまう。
それで覚えてしまったというわけだった。
まったくなあ、右を見ても左を見ても宣伝ばっかり流れていて
何だってあんなに脱毛脱毛と言うのか、訳がわからない。
脱毛すれば、世の中すべてオッケーのように
宣伝をするけれど、んなことはないだろう
と電車に乗るたびに思ってしまう。
覚えてしまった宣伝はもう一つあって
これは、なんという人だったか昔よく見た顔だけど
今になってまた急に顔を見るようになった。
美人なのかどうか、印象深い顔立ちをした人だ。
この人がダイソンのヘアカーラーを髪に巻きつけるのだけれど
スイッチを入れるだけで、髪がこの器械に勝手に
巻きついてしまうらしい。
まあ、これも俺には何の関係もないのである。
巻きつく髪がないんだもんな。
いや、禿げているわけではないんですよ。
ただ短く刈っているので、ヘアカーラーを使う必要が
ないのである。
あとは洗剤を入れなくても良い洗濯機の宣伝もある。
洗濯機に洗剤をいちいち入れなくても良いのだと
高らかに謳っているのだけれど
その行為がそんなに面倒なものなのかどうか?
ぼくにはわからない。
やったことがないんだろうって?
いやいや、毎日洗濯をするのは
ぼくの仕事なんですね。
旅に出れば洗濯は自分の手でするわけで
洗濯機がどんなに便利なものか、
ありがたみを心の底から感じている。
洗剤を計って入れるくらい何でもないのである。
そうだった、何が言いたいのかというと
電車に乗ってまで宣伝を見たくないよ、
船の中だって散々、島の観光スポットのビデオを
見てしまうのである。
これがまた島で恋に堕ちる若き男女の物語で
最後に夕焼けの海を前に手を繋いだりしてしまうのだけれど
これもつい見てしまうので困ってしまう。
街を歩いていて、この女の子とすれ違ったら
「東海汽船のビデオに出ていたでしょ?」
と分かってしまうくらい、何度も見ているのだ。
こういうように何度も何度も見ると
覚えてしまうくらい刷り込まれてしまうわけで
しかし、それならもっと名作のようなものを
刷り込ませて貰った方がどんなに良いかと
自分のことを思ってしまう。
まあ、宣伝は自分の会社のことをすり込ませるくらい
流すことが大切なんだろうけれど
それにしてもなあ、
「手つなぐ?」
って言われてもなあ、と思うのだった。
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神さまが見てござる。
02/Aug.2020 [Sun] 14:22
バチが当たる。
のバチはどういう字を書くのか?
と友人のオカムシが言った。
さあ、そう言われるとわからない。
ネットで調べてみると
撥という字が出てきたけれど
これは三味線を弾くときの
バチである。
「そうか、撥で三味線を弾いているときに
弦が切れて顔に当たることから
そう言うんじゃないか?」
と二人で結論を出した。
しかしそれでは弦が当たるわけで
バチが当たるわけではない。
「だからさ、その弦が切れた拍子に
バチが飛んで顔に当たったんだよ」
「そうだ。それだね」
と二人で笑った。
どうかなあ?
怪しいもんだなあ?
とお互いに思っている空気が笑いの中にうっすらと漂う。
でもそれも面白いから
そういうことにしておこうよ
ということになった。
ゲラゲラ笑ったのでそれで良いのである。
後でもう一度調べてみると
バチは罰と書いてバチと読むことがわかった。
罰が当たる、と書いて
バチが当たるのだ。
「そうか、良い線を行っていたと思うけどなあ」
「どこがや?」
とオカムシがツッコミを入れてくれたら
またこれで笑える。
今度会う時までにそのことを覚えているかどうか、
そこが一番の問題である。
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そんなことってあるだろうか?
26/Jun.2020 [Fri] 14:15
このあいだ東京に出かけた時に
山手線の車内に座っている女性が
みんな太っているので驚いてしまった。
朝の電車で混んでいたのもあって
一人起きではなく、シートにびっしりと
女性が座っていた。
その女性がみんな太っていたのである。
そう思って車内を見渡してみると
中年の男性もお腹の出た人が多い。
まあ中年男性は以前からお腹の出た人が多かったけれど
それにしても何だか太った人が増えたように思う。
コロナ渦で在宅ワークが増えて
家にいることが多かったせいで
太ってしまったのだろうか?
そういうこともあるだろう。
しかし、東京の女性は痩せた人の方が多かったのに
たった数ヶ月でこんなに変わるのか?
と不思議に思った。
大島に戻ってから友人のオカムシにそう話してみると
「たまたまだろ」
と笑って本気にしない。
「また作り話を」
と言わんばかりの顔つきである。
まあね、それならいいけど、
太っている人があんなに並んでいるのを目にすると世の中何が起きるかわからないと
思ってしまった。
東京には美味しいものがたくさんあるからなぁ、
ちょっと油断して美味しいものを食べていると
すぐに太ってしまうことだろう。
「ウンウン、私もそう思う」
という人がいたら、お知らせください。
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おじいちゃん、がんばれー。
17/Jun.2020 [Wed] 15:16
くだらないネットのニュースを見ていたら
「放屁テロが行われる場所ベスト10」
というのがあった。
中身は開いて見ないけれど
想像するだに面白くて笑ってしまう。
ぼくの経験では放屁テロで一番危ないのは
国際線の飛行機の中だ。
特に若い女性が前に座っている時は
本当に危ない。
なにしろいきなり来るし、
この人がこんなに臭いものをするのか?
というギャップにも苦しむ。
しかもそれが何度も続くので
恐ろしいことになる。

あとは電車の中も危ない。
隣でされると、本当に苦しむことになる。
下手をするとその罪を擦りつけられたりするから困る。

銭湯にも最近は行かなくなったけれど、泡の出る湯船の中で
やるやつがいましたね。
谷中に住んでいた頃は、鉱泉の湧くお湯で
なんとなくその匂いがオナラと似ているので
「ん?」
と思うけれど確信が持てない。
そこに座っている人たちの顔を見ても
みんな何食わぬ顔をしている。
まあ、そんなことを思い出す。

「おじいちゃん、電動椅子でウーバーイーツに参戦」
というのも最近見た。
これも開いて見たわけではないけれど
想像すると可笑しくて笑ってしまった。
ウーバーイーツというのはお店で買った食べ物を
自宅まで自転車で届けてくれるサービスのことで
それを電動椅子で始めたおじいさんがいるのだろう。
ウーバーイーツの自転車は、この間東京に出かけたら
もの凄く増えていて、それが歩道を飛ばして走るので
ぼんやりしていると危ないのである。
さらに子供を載せたお母さんやら、若い人も自転車に乗って
飛ばしてくるので、油断はならない。
あんなのにぶつかられたら、骨も折れますよね。
そんな中で電動椅子のおじいさんがウーバーイーツの
あの黒い箱を膝に乗せてゆっくり走っている姿を見かけたら
やっぱりクスッと笑ってしまうだろう。
おじいちゃん、がんばれ〜。
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久里浜の思い出。
10/Jun.2020 [Wed] 13:59
魔法使いサリーの歌詞が
頭の中でずっと回っている。
「マハリクマハリタヤンバラヤンヤンヤン」
ってなんだろう? ということを
この何年か、ぼんやりした時に考えている。
「クリハマ、タリハマ」
逆にして読むとそうなるけれど
作詞をした人が久里浜に縁があったのか?
とも考えた。
こんなことを誰かに訊けると良いのだけれど
そんな人は近所にいない。
イタリアにジョバンニという39歳になる友達がいて
彼と奥さんのパオラは子供の頃にテレビで
日本のアニメを見ていたのだそうだ。
特によく見ていたのは
「アタックナンバーワン」
で、何年か前に彼らが東京に遊びにきたときは
「まんだらけ」でそのレコードを買って帰ったほどである。
しかし、主人公の名前はイタリアでは「ミミ」というのだそうで
鮎原こずえではないという。
そのジョバンニとはやたらと気があって
前に「うんこの形をした石鹸」を東急ハンズで見つけて
お土産に持って行ったら大喜びされたことがあった。
その日は友達の集まるちょっとしたパーティーで
アンナの家で夕食を食べることになっていたのだけれど
その真っ白なテーブルクロスの上にうんこ石鹸を載せたら
アンナがもの凄く怒った。
「テーブルにそんなものを載せないでよ」
と言うわけだった。
「だってこれ石鹸だよ」と言っても
「いいからどけて」
とアンナ。
ぼくとジョバンニは二人でハイタッチをして喜んだ。
まるで小学生である。
もしこんな疑問を訊けるとしたら、ジョバンニくらいだろう。
でも魔法使いサリーのことは知っているのかどうか?
それにマハリクマハリタだって、イタリアではどういうふうに
放送されたのか、いまだに聞いたことがない。
会うとくだらない話しばかりで盛り上がって
その話は忘れてしまう。
ネットで調べてみると小林亜星氏が作曲をする段階で
咄嗟に付けた言葉なんだと書いてあった。
そうすると意味はないのかもしれない。
調べなければ良かった。
死ぬまでこういうことを考えている方が面白いと思った。
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神様がくれたもの、ふたつ。
04/Jun.2020 [Thu] 14:33
近所の建設会社の会長さんから電話があった。
古い島の民家の梁と板戸があるから
欲しければあげると言う。
実は昨年の九月にも近所で古い家を解体して
この時も梁や材木を貰った。
見に行ってみると、これがとんでもない大きさのもので
家の倉庫には、入らないのではないか?
と思う。
それにこう言う廃材をもらって
「一体どうするつもりなのか?」
と妻に聞かれる。
この古い材料を使って古民家を建てるつもりがあるか?
と問われると、うーん、と唸ってしまう。
古民家を建てるのはお金が掛かる。
それに台風も来るし、建ててもまた壊されることも
目に見えている。
しかし、そうは言っても、こんなに太い梁は
もう二度と出てこないだろう。
素晴らしい材である。
ということで貰うことにした。
ぼくの軽トラックでは運べないので
運送屋さんを頼んだ。
この運送屋さんも付き合いが古いので
電話で説明するとすぐに言っていることを理解してくれて
「じゃ、明日やりますよ」
と言ってくれる。
運送屋さんの社長も簡単に考えていたらしいけれど
現場に行って、
「こりゃ大変だ」
ということが判ったらしい。
1トン車では積み切れないくらい大きい長い梁なので
3トン車を用意し直して、倉庫まで運んできてくれた。
それをフォークリフトで持ち上げて
倉庫まで運び込む。
運送屋の社長と若い衆が一人来てくれたけれど
倉庫に入れるためには人力で運び込まなければならない。
ぼくは例の胃が気持ち悪いことからめまいがするので
どうかと思っていたけれど、もうこうなるとやらざるを得ない
状況になってしまった。
三人でどうにか持ち上げて、倉庫に入れる作業を
何回も続けた。一回運んでは休み、また続ける。
そんなことで、なんとか倉庫にこの梁を納めた。
やれやれ、と思っていると
めまいも少し治っている。
荒療治もしてみるもんだ、とあとで思った。
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