日本で唯一の屋根に椿の木を植えた店舗から作家、社長、杜氏である谷口英久が綴る抱腹絶倒の「Blog」
目では食べたいものばかり。
03/Jan.2021 [Sun] 12:07
朝はお粥と味噌汁、昼は玄米を茶碗に一膳と野菜ラーメン、夜は野菜の煮込みが一品か二品、というのがいつもの食事だ。
昨年は痩せてしまい、体力も無いので仕込みの重労働に耐えられるか? と思ったけれど、かと言って栄養のあるものも食べられない。
そんなわけで体重もさらに減った。しかしこんな食事でも身体は平気らしく
「なーんだ、こんな粗食でもやっていけるんだ」
と分かった。特に栄養のあるものを食べなくとも身体は持っている。身体を使う仕事なので、塩だけはきちんと摂っている。
(でも仕事を終えてご飯の前に一杯やりながらチーズとナッツを食べるのでこれでも栄養を充分摂っているのかもしれない)
本来が食べ過ぎだったんだろう。
アンパン一つが食べられないので、一度に四分の一ずつゆっくりよく噛んで食べる。そうしないと胃が苦しくなるからだ。
食べたいものが無くなっていくのと、あれも食べたい、これも食べたいと思うのとどっちが良いか? と言われたらやはり美味しくなんでも食べられる方が楽しいだろう。
欲がなくなってくると、世間の言っていることからも離れて、なんだか世の中から半歩くらい遠ざかったような気持ちになる。
人が面白いと言うものも、あまり興味がないし、そうだ、即身成仏になる人が最後は漆を飲んで胃をきれいにしたと言うことを聞いたけれど、そんなふうになりつつあるのかな? と思った。
即身成仏になりたいわけではない。けれどもゆっくりとそれに近づいているらしい。
歳を重ねてどこか悪いところも特になく、毎日飲む薬もない。同年代の人は高血圧だとか、糖尿だとか、薬をザラザラ飲んでいるけれど、そんなものも必要ない。
ごく自然に、生きたまま即身成仏に近づいていけるのならこんなにありがたいことはない。そのままコロッといけるのならどんなにいいかと思う。
正月早々ロクでもないことを書きやがるな、と思われる人も多いだろう。でも、今はそんな気持ちだ。青い空がそのまま自分のようなとても澄んだ気持ちだ。
無理に食べなくても良いんだ、ということがわかって目から鱗が落ちた。
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