日本で唯一の屋根に椿の木を植えた店舗から作家、社長、杜氏である谷口英久が綴る抱腹絶倒の「Blog」
「猫ピッチャー」を早くイタリアに輸出してください。
07/Jul.2021 [Wed] 9:33
イタリアの友人、パオラとジョバンニからメールが来た。
二人ともコロナのワクチンを打ったのでもう旅行に出かけるという。
ポルトガルのリスボンまで行くのだということ。
ありゃー、もう旅に出るのか。
イタリアは今までコロナの規制が厳しく、家から一歩も出られない日が長く続いた。
その間に何度も「猫ピッチャー」を翻訳して送ってあげようと思ったのだ。
猫ピッチャーは文字通り猫のミー太郎がピッチャーとしてニャイアンツで活躍するマンガで、これがなんとも可愛い。
ジョバンニとパオラはタバタという猫を飼っていて、東京に来た時は「田端」に行きたいと言っていた。飼い猫と同じ名前なので、その駅に行ってみたかったらしい。
猫も大好きなので、このマンガを読んだら大喜びするだろうと思ったのだ。
そうか、間に合わなかったか。
でも猫ピッチャーは続々と新刊が出るし、ひとつ読んだら、また次も読みたくなる。一度送れば「もっと読みたい」と言うだろうしそれを翻訳していたら大変なことになる。
それに日本の微妙なニュアンスの面白さをどうやって訳すのか、それも考えると頭が一杯になってくる。
井筒監督の味わい深さや、ニャーという擬音、相棒の平野捕手と共に次々と編み出される魔球、(ニャツクルボールなんて難しすぎる)飼い主のユキちゃんのひょうひょうとした可愛らしさなど、どれも翻訳ひとつで味わいが変わることだろう。
ま、今度会う時に一冊持っていって、その都度話したらいいか、と、思った。
二年前だったかミラノでバルに入ってエスプレッソを飲んでいたら店員の女の子に「ワンパンチって最高だよね」と言われてポカンとしてしまった。どうもそういうマンガがあって彼女はそれを読んでいたらしい。
「知らない」と言うと「知らないの?」と逆にびっくりされてしまった。

そうしているうちにジョバンニたち二人はリスボンに着いて、楽しんでいる様子の写真がメールで次々と送られてきた。
楽しんでね、とそのたびに返信をしている。
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