日本で唯一の屋根に椿の木を植えた店舗から作家、社長、杜氏である谷口英久が綴る抱腹絶倒の「Blog」
それぞれがプチ刑事
08/Oct.2021 [Fri] 10:47
乗っている車が車検になって、修理検査のあいだ、代車を借りることになった。
車に関しては新車は買ったことがなくて、いつも中古車を探して貰って乗っている。
探して貰うので車種も選べないし、車の色も選べない。
自分の希望する金額を告げるだけだ。
新車を買うほどお金に余裕があるわけでもなく、欲を言えばキリがない。
それに焼酎の瓶を運ぶためには軽のボックスカーでないと都合が悪い。新車の軽でも今は高いし、それに大島は塩ですぐに錆びる。
車もよくぶつけるので、新車をぶつけたり擦ったりするとショックも大きい。
そんなわけで中古車にいつも乗っているというわけだ。
昔は人が廃車にしようとしている車を貰って乗っていた。
しかしそういう車は修理代も掛かるので、まあ程度の悪くない中古車を買うことに落ち着いた。
歩くのは好きだけど、大島では車がないとどうにも仕事にならないからだ。
今乗っているのはスバルのボックスカーでこれは力があって気に入っている。
オートマも好きではないので、マニュアル車を探して貰ってそれを買った。
島は坂道が多いので、そういう道でもトップで走れるような車となると、選択肢は限られてくるわけだ。
それで代車はスズキエブリのオートマを借りた。ところがこの車は力がないし、燃費も悪い。まあ何日かの我慢なので、これに乗っている。
すると早速隣のおじさんがやってきて「車はなぁしたアよ?」と聞かれた。
つまりどうして車が変わったのか、ということを聞かれたので、車検で代車を借りたんだよ、と説明した。
山を歩いているとよっちゃんが車でスルスルっと寄って来て、「車が違うからいないのかと思った」ということ。
ムカゴを採ったから工場に寄ろうとしたけれど、車が違うので躊躇したのだそうだ。
みんなよく見ているなあ、と感心した。
田舎は人に見られているから嫌だ、という人もいるけれど、こうしたちょっとした変化に敏感だからこそ、犯罪も防げる。
みんながプチ刑事になることで近所の人の動向を知ることが大切なのだ。
そんなわけで無事にムカゴを貰った。今季初めてのムカゴだ。
車はもう八年も乗って、次の車検は「どうかなぁ?」と修理をしてくれているおじさんに言われた。
今乗っている車はすでに廃盤で、マニュアルで力のある軽となるとなかなか無いということ。
ま、どうにかなるさ。
心配しなくとも世の中には車は沢山ある。
ただ自分のこだわりがあるとその選択肢が狭まるというだけだ。
自分で選べないのだから来た車を乗りこなすしかない。
なんでもそうだよな、と思った。
お金に余裕があるのなら別だけど、そうでなければ我慢をして慣れるしかないのである。
あと二年の間に次の車を探すこと。
楽しみが増えたと思って探すことにした。
comments (0) : trackback (x) : PAGE UP↑↑↑
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
<<<<< 2021,Oct >>>>>