日本で唯一の屋根に椿の木を植えた店舗から作家、社長、杜氏である谷口英久が綴る抱腹絶倒の「Blog」 |
腰を痛めてしまった。
特に何か腰に悪いことをしたわけではないけど、ゆっくりと腰が固まって、動けなくなってしまった。 焼酎の仕込みをするのに麦をドラムに入れるのだけど、その時に20キロの麦の袋を持ち上げる。 一回に300キロの麦だ。 それが続いて疲れが溜まっていたのかもしれない。 慌てて鍼に行ったけど、今回はすぐには治らず、そのまま芋の仕込みに突入した。 しかし芋の入っている箱も20キロでこれを持ち上げることが出来ない。 東京からタケシくんに来てもらって、なんとか仕込みを終えた。 ところがそのあとタケシくんが帰ってから、本格的に動けなくなり、一度横になると起き上がれない。 歩くのも杖をついてヨロヨロと移動するだけで精一杯。 これじゃあ本当に仕込みは出来ないので、どうしたものか? と考え込んでしまった。 仕込みを始めて酒母を作ると、それを二次掛けして、蒸留しなければならない。 そこまでやってしまわないと休めないのである。 なんとか気持ちを奮い立たせて、蒸留をした。 しゃがむと立ち上がれないので、手元に長いパイプを置いて、それに捕まりながら立つ、しゃがむを繰り返した。 もろみを蒸留器に入れさえすればなんとかなる。 そう思って仕事をした。 腰は変に動くと激痛が走るので、その度に苦悶の表情となって、額には皺が増えた。 やれやれ、なかなか辛いけど、仕方がない。 少しでも前に進んで、なんとか仕込みを終えたいと思っている。 comments (4) : trackback (x) : PAGE UP↑↑↑
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