日本で唯一の屋根に椿の木を植えた店舗から作家、社長、杜氏である谷口英久が綴る抱腹絶倒の「Blog」
カナダからの手紙  20
25/May.2014 [Sun] 8:14
畑中さんはツバキ城に入ると、早々に二階に上がって
歌の練習を始めた。
「アンコ椿は恋の花」という歌の歌詞が
まだはっきりしないらしい。
朝のリハーサルのときは、途中で詰まってしまった。
「全部覚えたんだけどなあ・・」
とそのときは悔しそうに独り言を言っていた。
それがマイクを通して全部聞こえてしまうのだけれど
畑中さんは気にしていないらしかった。
ツバキ城の二階で歌う声は、建物全体に響くので
一階だけではなく、台所にいても、その歌声は聞こえた。
そうすることで本番前の集中力を高めているのかもしれない。
とにかく今は静かにしていることが、一番良いように思った。
食事の支度をして、その準備ができたところで畑中さんを呼んだ。
「まだ早いんじゃないの?」
と妻は言った。
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コメント
上からの声は下にもよく聞こえるうえに
ツバキ城の二階って、あのあんまり区切られてない
感じのとこですよね。そこで練習だったら、
歌も独り言もさぞ響き渡って・・・^^
そしてそのあとは奥様のおいしいご飯。
これでもかというくらいにコンサートに向け準備万端。

あ、デュエット相手の選定がまだか・・・
さと : URL : 26/May.2014 [Mon] 22:27 : DSZw2dm6 : PAGE UP↑↑↑
そうそう、あの二階です。
食事の支度をしながら歌手の歌声を
聴けるなんて、幸せですよね。
なんという不思議さ。

デュエットの相手。
これは困りました。
一円大王 : URL : 29/May.2014 [Thu] 17:17 : Nv9un5Io : PAGE UP↑↑↑
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