日本で唯一の屋根に椿の木を植えた店舗から作家、社長、杜氏である谷口英久が綴る抱腹絶倒の「Blog」
歯がなくても気にしない。
18/Dec.2016 [Sun] 16:46
父の家に味噌汁を持っていきながら
(あっ、今日も忘れちゃった)
と思った。
父の家の玄関の戸の滑りが悪くて
引き戸がうまく閉まらない。
それで引き戸を反対にして使っている。
戸をはずして、油を差せば、滑りが良くなると
思いながら、朝になると忘れてしまう。
なにしろ寝ぼけながら味噌汁を作って、
持ってゆく。
それで今日はとうとうその油を持っていった。
朝の体操を一緒にやって、それから味噌汁をお椀によそって
父が食べているあいだに、玄関の戸をはずした。
戸車に油を差して、何度か滑らせると、
スムースに動くようになった。
「そんなことも出来るのか。お前、器用だなあ」
と父が言った。
「こんなことだって業者がやれば結構なお金を取られるよ」
と言うと父は嬉しそうに口を開けて笑った。
歯が抜けて、そんなことは気にせずに、大きく口を開けて
笑っている。
(今日も元気でね)
と心の中で思った。
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コメント
寅さんお元気なご様子、何よりです。
昔差木地郵便局前の道路工事していた時、寅さんは焼酎工場の入り口で工事の様子を見ていました。
顔見知りの私に話しかけてきました。
「○浜工務店の人たちは○木土木の倍手が動いている」と言われました。
道路には焼酎工場専用のヒューム管が見え海まで繋がっていると話していました。
丁度蒸留中で、コップに酌んできて勧められましたが車の運転があると辞退しました。
お父さんは島には数少ない度量の大きい常識人ですね。お母さんもいい人でしたね。
昔島民 : URL : 21/Dec.2016 [Wed] 20:51 : 3m2UcKKI : PAGE UP↑↑↑
昔島民さん、レスをありがとうございます。
懐かしいお話しを伺って、ぼくも当時の
情景が眼に浮かびました。
父や母のことを覚えていてくださる方がいて
そうやって話しかけてもらうとぼくも
嬉しくなります。
今では0浜工務店さんよりも0木さんが
勢力を増して道路工事をされています。
あの当時の焼酎くさい焼酎を飲んでみたいなあ、
と言われる人がいて、しかしあれは強烈すぎて
売れないだろうなあ、と思ったりします。
一円大王 : URL : 23/Dec.2016 [Fri] 16:19 : rjDPck7. : PAGE UP↑↑↑
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