日本で唯一の屋根に椿の木を植えた店舗から作家、社長、杜氏である谷口英久が綴る抱腹絶倒の「Blog」 |
ツバメの子供たちが巣立ちをして
飛んでゆくのを妻が見たのだそうだ。 子供は三羽いて、親に誘導されながら 倉庫の高い窓をくぐりぬけて 行ったという。 そうか、もう行っちゃったのか。 挨拶もできなくて残念だったけど 元気で飛び立っていったのなら よかった。 その翌日は嵐になって、大雨に台風のような 風が吹き荒れた。 子供たちはこんな時化(シケ)でどうしているんだろう? と心配になった。 でもまあ、ぼくの心配なんて関係なくツバメたちは 元気に飛んでいるのだろう。 今は虫もたくさんいるし 食べ物にも困らないはずだ。 親鳥から虫の捕り方や、飛び方を教わって また来年も飛んできてくれよ。 いつか、ぼくたちも、そしてツバメたちも死んでしまうけれど しかし、人もツバメも新しい命が生まれて来る。 花も咲き、虫たちも飛び、多くの命が 繰り返し、生まれてくることだろう。 そう考えると、心が嬉しくなってくる。素晴らしいことだ。 (原稿を書いてから一月も経ってしまいました。 雛鳥も今は逞しく空を羽ばたいていることでしょう) comments (0) : trackback (x) : PAGE UP↑↑↑
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