日本で唯一の屋根に椿の木を植えた店舗から作家、社長、杜氏である谷口英久が綴る抱腹絶倒の「Blog」
タイトルをどうすれば良いか思いつかない。
03/Aug.2020 [Mon] 14:31
突っ込みで思い出したけれど
何年か前に東京七島酒造組合のイベントで
司会を新島のM原さんとしたことがあった。
ボケとツッコミがしたくて
わざわざハリセンを作って持っていった。
それでM原さんに思い切り頭を叩いてくれ
と頼んだのだった。
ボケは難しい。
突っ込むタイミングも難しくて
お客様を相手に笑いを取るのは難しいもんだ
とその時に思った。
プロはそれを楽々とこなす。
笑いの渦を作ってそれに自分から乗ってゆく。
素人がいくら一生懸命にそれをやっても
なかなか空気を掴むことができない。
まあ我々は焼酎を造ることが仕事なので
司会で笑いを取らなくても良いのだけれど
どうせやるのなら面白いほうが良いよな、
ということでやったみたのだった。
その時に金髪のカツラも被ってみた。
M原さんはスキンヘッドだし、
僕も似たような坊主頭で、
それが長い金髪のカツラを被っているので
まあ、異様である。
しかしそれで笑いが取れるかというと
そうでもなかった。
逆に会が終わってからそれを被りたいという人が
多くて、それも堅い仕事の役職に就いた人が
そういうことを言うので、
(世の中というのは変な人が多いもんだ)
と感心した。
間、というのは何にしても大切で
それを間違うと、空気が淀む。
ぼくの場合は間違いというより
間抜けに近い。
その間を掴めば、もう天下を取ったも同然である。
その時は自分のことを
「ヒデコでーす」
と言ったのだった。
M原さんは
「ミヤコ」と名乗っていた。
何にしてもM原さんはどこまでも付き合ってくれるので
ありがたい友人である。
カツラといえば、このあいだ東京で
女装をした男の人とすれ違った。
スカートから出ている足がすね毛だらけで
美しくなかった。
履いているハイヒールがグラグラして
歩きにくそうに見えた。
黒髪のズラも被っていた。
その人からは近寄りがたい奇妙な空気感が漂っていて
大変だなあ、と思った。
楽しいというより、むしろ苦しそうな印象を受けた。
島ではそう言う人は見られないので
東京はとにかく色々な人がいるなあ、と思ったのだった。
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