日本で唯一の屋根に椿の木を植えた店舗から作家、社長、杜氏である谷口英久が綴る抱腹絶倒の「Blog」
和三盆の美味しさがわかる年頃。
13/Oct.2020 [Tue] 14:51
涼しくなってからまた暑い日があると
蚊がものすごく出てくる。
小さな蚊で、これに噛まれると痒くて仕方がない。
タイで昔買った蚊除けのクリームがあってこれが効くけれど
この小さな蚊は、少しでも塗っていないところがあるとそこをを狙って
血を吸いにくる。
そこにオカムシが遊びに来た。
おおー、オカムシちゃん、良いところにきたね。
お茶でも淹れようかと思っていたんだよ。
今日は和三盆があるけど、食べるか?
と聞くと大好きだというので
お茶を濃いめにして出す。
「なんか痒いぞ」
とオカムシ。
おお、そうだった。
すぐに蚊取り線香を焚くからね、と言っている間に
もう蚊にずいぶん刺されて
ふっくらした腕があちこち腫れてきていた。
キンカンを塗りなよ、と言って差し出すと
「おお、キンカンか」
と言って懐かしそうな顔をしている。
オカムシちゃんは蚊のいない、冷房の効いたところにいるので
(たいていの人はこういう暮らしをしている)
うちに来るともの珍しいものがたくさんあるのだろう。
それにしてもこの和三盆は美味しいよな。
知り合いのお寺さんから貰ったんだけど
若い頃にはこの旨味はわからなかったよね、
と言いながら和三盆を口の中で溶かした。
渋めのお茶が身に染みる午後のひと時であった。
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