日本で唯一の屋根に椿の木を植えた店舗から作家、社長、杜氏である谷口英久が綴る抱腹絶倒の「Blog」
楽園を探して歩く。
09/May.2021 [Sun] 6:53
ゴダイゴにガンダーラという歌があって
ときどき聴く。
そこに行けばどんな夢も叶うという場所、そこがガンダーラ。誰もが行きたいけれど遥かなる遠い世界、誰もたどり着けない場所、という歌詞だ。
若い頃はそんな場所が本当にあるのか、
あるのなら行ってみたいと思っていた。
ここではないどこかを夢見て
世界中を旅して歩きたいと思った。

旅をすることは楽しいけれど
辛いこともたくさんある。
まず言葉がわからない。
スリに何かを取られたり、
入った部屋が汚かったり、
親切を装って騙されることもよくある。
出かける前には山ほど仕事を片さなければならない。
けれども、旅はそれ以上に楽しい。
旅に出て友人もたくさん出来た。
けれどもガンダーラのような楽園はまだ見つかっていない。
本当はそんな場所はないのである。
ここが楽園なんだ。
自分のいる今、この場所が楽園なんだ。
お金がなくても住む家がみすぼらしくても構わない。
ぼろぼろの服を着ていても構わない。
それと幸せは結びつかない。
幸せは自分が決めることで
それを見つけるためにあちこち探す必要もない。
なりたい、と思う自分を追いかける必要もない。
自分の今の境遇を見つめて
「もっとこうしよう」
「あれもやりたい」
「この人生を変えたい」
といつも考えていた。
しかし、もう十分に幸せなんだ。
やりたいことがあるのならやれば良い。
でも今のままでも十分に幸せなんだ。
そんなことを言っている本や歌がたくさんあるけれど
読んでも聴いても、頭の中で空回りするだけで
本当の意味がわからなかったのである。
どうしてわかったのか、というと肩が痛くて苦しんでいる時は
自分を取り巻く環境が地獄のように思える。
ところが痛みが引くと天国のように感じる。
つまり、自分がそれを決めていたのである。
分かって良かった、と心の底から思った。
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