日本で唯一の屋根に椿の木を植えた店舗から作家、社長、杜氏である谷口英久が綴る抱腹絶倒の「Blog」 |
春が近づいてきている。
夕方、仕事が終わってから裏山に歩きに行くと、鳥が盛んに鳴いている声が聞こえる。 メジロが集って、高い声で囀りあっている。 チュクチュクという楽しそうな声だ。 ウグイスの囀りも聞こえる。 春に鳴く声とは違って、冬はもっと低い声で控えめに囀る。 ヒヨドリも鳴いている。 そんな春の彩りに耳を澄ましながら山の中を歩く。 風は冷たくて手がかじかむけれど、日差しは淡い、白い光でそこに春を感じる。 日差しが輝いている。 昨日は道の真ん中にうずくまっている鳥を見つけて、慌てて車を停めた。 走ってそこまで戻ってみると、ヒヨドリだった。 キョトンとした顔をしてこっちを見ている。でも逃げないので、どこか具合が悪いのだろう。 手袋をした手で包んで道端まで運んだ。 大型のトラックがたくさん走っているのでこのままだと轢かれてしまうだろう。 嘴から少し血が出ている。 良くなってまた元気に飛べると良いね、とお祈りをした。 何度もした。 comments (0) : trackback (x) : PAGE UP↑↑↑
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