日本で唯一の屋根に椿の木を植えた店舗から作家、社長、杜氏である谷口英久が綴る抱腹絶倒の「Blog」 |
春の良い季節になった。
工場の裏ではキジのなく声が聞こえる。 それに混じって鶯の声。 温かい風が窓から吹き込んで来て、ああ良い季節になったなぁと心底思う。 先週の土曜日にはツバメも見かけた。 今年初めてのツバメである。 春が巡ってきて、ツバメもまた渡ってきたんだ。 先々週は島の北側にある公園に桜を見に出かけた。 毎年楽しみにしている桜で、一本の木から白い花とピンクの花が同時に咲くという珍しい木である。 キメラという現象らしい。 毎年花が咲くちょうど良い時期からは少し外れて、花が終わっていたり、まだ早かったりするのだけど、今年はぴったり、花盛りだった。 その桜を思う存分眺めて、公園の中を散策した。 広い公園の中に人は誰もおらず、不思議な気分になる。 地球上から人がいなくなって、その中を彷徨っているような静けさだった。 その中で満開の桜の花だけが静かに豪華絢爛に咲いていた。 comments (0) : trackback (x) : PAGE UP↑↑↑
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