日本で唯一の屋根に椿の木を植えた店舗から作家、社長、杜氏である谷口英久が綴る抱腹絶倒の「Blog」
心からそう思ったこと。
31/Aug.2019 [Sat] 18:11
お腹が空いたので何かを食べようと思った。
東京でのことである。
迷ってウロウロするのは嫌なので、こうなると
熱烈中華食堂という店に入ることに決めている。
ここで餃子を一人前とライスをひとつ注文する。
待ち時間も少ないし、量も少なめで胃にもたれないのである。
餃子に肉が入っていないのも良い。
これにラーメンを付けると量が多くて、もたれてしまう。
知らない店に入ると味が濃かったり、肉が入っていたり、
とにかくあとで何かしら困ったことになるのである。
昨日は舌が腫れあがってほとんど食事を摂ることができなかったけれど
今日はその腫れも引いて、お腹が空いている。
まあ、そんなわけで、餃子を六個とご飯を頼んだ。
店は繁華街で、ものすごく忙しそうだ。
ホールの人が足りないのか、席についても、注文を取りに来ない。
そういうときのためにボタンが付いていて、これを押すと
人が来ることになっている。
厨房に入っていた若い女性が自分の仕事の手を止めて水を持ってきてくれた。
日本人ではなくて、たぶんベトナムの女性だろう。
ライスと餃子を注文して、それが来るのを待った。
待っているあいだ、ホールを何の気なしに眺めていると
若い男が一人、ドタドタという音をたてるように歩きながら働いていた。
新人なのか、とにかく仕事が遅い。
どこの人だろう? と思ったら日本人だった。
それは名札を見てわかった。
しかし若葉マークも付いてはおらず、新人ではないようだった。
たとえば、食器を片付けるときに、カウンター席に二人分の空いた食器が並んでいればそれをすべて持っていくはずだろう。
ところがこの男の人は一人分しか運んでいかない。
どうして二つ持っていかないのか? と不思議に思った。
それをベトナムの女性がまた来て片付ける。
男の人は手一杯で食器が持てないわけでもないのだ。
ベトナムの女性は持てるだけ食器を持って片付けるのだし
そうしなければこのホールは廻っていかないはずだ。
しかし、日本人の男の子は頑なにひとつしか運ばない。
そうしてあっちこっちをウロウロ効率悪く歩き回っている。
それをベトナム人の年配の女性に注意されたりもしているけれど
一向に直す気がないらしかった。
そうか、もう、こんなふうになってしまったんだ。
よく気の効く日本人というフレーズはもう終わって、今はベトナムの人が
それに取って変わったのかもしれない。
まあ、ここだけの話かもしれないし、だから、というふうに決め付けることもしたくないけれど、とにかく時代が変わったんだな、と運ばれてきた餃子を食べながら思った。
これから働き手を探すなら、もう日本人にこだわらなくてもいいのかもしれない。
そんな時代なんだ。
時代が変わる節目を目の当たりに見られる東京は面白いなあ、と心からそう思った。
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空調服を使ってみたぞ。
11/Aug.2019 [Sun] 17:52
暑さもとんでもないことになっているけれど
仕事場にはいまだにクーラーがない。
広いのと、建屋が隙間だらけなので電気代が相当、掛かるだろう。
まあそんなことで、毎年、暑くても我慢をしながら仕事をしてきた。
小型の器械にダクトが付いていて、そこから冷風が出るという
スポットクーラーというのがあってこれは良いかもしれない、
と思っていたけれど、座って仕事をするわけではなく
動き回るので、これもうまくない。
と、そこに、「空調服」というものがあるらしい、という話を読んだ。
服の背中にファンが付いていて、そこから空気が送り込まれるという。
去年、酒造組合の総会があったときに、隣の工事現場で働くお兄さんが
この空調服を着ているのを見かけた。
ビルを建てるための現場で、中は相当暑いはずだけれど、この服を着て仕事をしているのを眺めて、良いらしいことがわかった。

それで暑くなってきて、どうにも仕事が進まなくなってきたので
ネットで調べて買ってみることにした。
ところがたいていのショップではすでに「売り切れ」の状態で
こりゃ、今年もダメかなあ、と諦めかけた。
買おうと思っていたのは長袖のタイプで、これは売り切れているけれど
考え方を変えて、ベストタイプのものなら、在庫もあるらしい。
そうか。
それなら、ベストを一枚買って試してみようということになった。
早速注文をしてみた。
楽しみだなあ。
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