日本で唯一の屋根に椿の木を植えた店舗から作家、社長、杜氏である谷口英久が綴る抱腹絶倒の「Blog」
晩ご飯の愉しみ。
27/Jun.2020 [Sat] 15:12
相変わらず胃が気持ちが悪いので
食事が進まない。
進まないけれど、何か食べなければ、
ということで近頃は夕飯にピザを焼いて食べている。
ピザの生地を自分でこねて、発酵させたあと
それを薄く延ばす。
均一に延ばさないで、スプーンを使って
わざとデコボコにして焼くと美味しくなることがわかった。
そこにオリーブの実、
挽きたての胡椒、塩、トマトソース、チーズを載せて焼く。
焼くのはトースターだけど、これが結構うまく焼ける。
小さな四角形のピザでそれを妻と半分こにして食べる。
野菜の何かを一品、妻が作ってくれてそれも一緒に食べる。
パン焼き器を持っていたのでそれでピザの生地を
こねようと思っていたら、壊れてしまったのか動かない。
それで仕方なく自分の手でこねてみたら
うまいこと発酵したので以来、そうしている。
夕方、家に帰ってから、お風呂に入るまでの
ちょっとした時間を使って、生地を作るのが
楽しみになってきた。
粉は農薬を使わない全粒粉のものがあるので
これなら食べても安心だ。
近頃は生地をこねるのが上手くなってきて
焼いたピザが美味しくなった、と妻に褒められた。
老夫婦の小さな愉しみ、といった風情である。
このおかげで体重が一キロ戻った。
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そんなことってあるだろうか?
26/Jun.2020 [Fri] 14:15
このあいだ東京に出かけた時に
山手線の車内に座っている女性が
みんな太っているので驚いてしまった。
朝の電車で混んでいたのもあって
一人起きではなく、シートにびっしりと
女性が座っていた。
その女性がみんな太っていたのである。
そう思って車内を見渡してみると
中年の男性もお腹の出た人が多い。
まあ中年男性は以前からお腹の出た人が多かったけれど
それにしても何だか太った人が増えたように思う。
コロナ渦で在宅ワークが増えて
家にいることが多かったせいで
太ってしまったのだろうか?
そういうこともあるだろう。
しかし、東京の女性は痩せた人の方が多かったのに
たった数ヶ月でこんなに変わるのか?
と不思議に思った。
大島に戻ってから友人のオカムシにそう話してみると
「たまたまだろ」
と笑って本気にしない。
「また作り話を」
と言わんばかりの顔つきである。
まあね、それならいいけど、
太っている人があんなに並んでいるのを目にすると世の中何が起きるかわからないと
思ってしまった。
東京には美味しいものがたくさんあるからなぁ、
ちょっと油断して美味しいものを食べていると
すぐに太ってしまうことだろう。
「ウンウン、私もそう思う」
という人がいたら、お知らせください。
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愛している、と言ってくれ。
24/Jun.2020 [Wed] 15:04
今はコロナの影響で注文も減ってしまった
と書いたら、その翌日に注文が何件か
舞い込んだ。
注文の際にお客様からのコメントが
付けられていて
「お元気でしょうか?
コロナの影響が少なからず出ているかとは思いますが
この味を絶やさないように頑張ってください。
御神火ファンとして岐阜県から注文させて頂きます。
すっかり「御神火 天上」の風味に魅了されてしまいました。
今後ともよろしくお願いいたします」
と書かれていた。
嬉しいじゃないですか。
注文を頂けるだけではなくて
応援のメッセージまで添えてくださる
お客様がいるのである。
作り手にとってはこれほど嬉しいことはない。
前回の焼酎の造りでは今までと違った
麹の作り方をして
新しい味に挑戦してみた。
それがうまくいって、
より濃い味の御神火を醸すことができた。
そういうこともこの日記にもっと書けばいいのだけれど
なんだか宣伝のようで恥ずかしくて
あまり書いたことがない。
御神火天上はより味わいが増しているし
爽やかな中に深みも出るようになった。
そういうことは言葉ではなく
飲めばわかるので、と思うけれど
やはり言葉も必要ですよね。
岐阜県のKさん、ありがとうございます。
ご注文いただいた皆様、そしてこの日記を
読んでくださっている皆様、
ありがとうございます。
この味を絶やさないように
日々精進していきたいと思っています。
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おーい、元気か?
23/Jun.2020 [Tue] 13:35
台湾の友人はコロナ騒ぎでどうしているのか
心配になって電話をしてみた。
友人は小朱と言って、台北で串焼き屋を営んでいる。
その串焼きがもの凄く美味いので
毎晩通っているうちに仲良くなったというわけである。
初めは屋台だった店が、そのうちちゃんとした店になり
店舗を構えるにあたってロゴを作ってくれ
と頼まれた。
妻はデザイナーなので小朱の顔をイラストに起こして
キャッチーなロゴを作った。
それが気に入ったのか以来ずっとそれを使ってくれている。
台湾に出かけるとまず小朱の店に顔を出す。
親戚一同との会食にも呼ばれて
御馳走も食べる。
小朱のお母さん、小朱の子供たちが三人、
妹の家族五人、その下の妹と子供、
おじさんの一家、おじさんの孫たち
それに小朱のいとこの一家、
全部合わせるともの凄い数になる。
初めはそれが誰なのか判らなくていちいち誰なのかを聞いていた。
初めて宴会に来る人もいて、けれども
彼らは恥ずかしいのか、自分が誰なのか名乗らない。
そこでぼくから挨拶に行く。
すると途端に打ち解けて、もの凄く嬉しそうな笑顔になる。
ぼくも嬉しい。
そんなことが二十年以上にわたって繰り返されて
今や、大団円の宴会となっている。
あとは小朱の店が終わった後、夜中から路上にテーブルを出して宴会をする。
近所から小朱の友達が集まってきて
ビールで乾杯をするのである。
食べ物はそれぞれが持ち寄って、ビールもそれぞれが
買ってくる。
釣りに行ってきたと言って、お刺身をその場で作る人もいるし
魚を焼いて食べさせてくれる人もいる。
たいして言葉がわかるわけでもないけれど
とにかく一緒にいると楽しい。
初めて会った時は生まれてもいなかった子供が
今はもう大学生になっている。
こうなるともうほとんで親戚で、
自分は前世ではこのあたりに住んでいたのだろうと
近頃はそう思っている。
中国のアモイは台湾の対岸で、中国に行くと
「アモイ人か?」
とよく聞かれる。
日本人か? とは言われないので、まあ顔つきからして
この辺りの人間なのだろう、と思った。
前置きが長くなったけれど、とにかく
小朱に電話をしてみた。
「台湾に来ているの?」
と電話に出た奥さんが言うので
「今は台湾に入国できないよ」
と言うと
「あら、そうなの?」
と不思議そうな声。
入国制限のことを知らないのかもしれない。
そのあとで小朱に代わってもらう。
「仕事はどう?」
と訊くと
「大丈夫」
だと言うこと。
「こっちは全然ダメだ」
と言うと小朱も
「こっちもダメだよ」
と言う。
まあ今はダメだよな。
でも声が聞けて嬉しかった。
またすぐに会おうね、と言って電話を切った。
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藤森照信さんの「情熱大陸」
18/Jun.2020 [Thu] 14:47
6月21日 日曜日
午後11時からmBsテレビの
「情熱大陸」にて
ツバキ城の設計をされた
藤森照信さんの特集が放送されます。

情熱大陸https://www.mbs.jp/jounetsu/

近江八幡の
「ラコリーナ近江八幡」
はツバキ城を大きく発展させた
設計として内外の注目を集めています。
ぜひご覧ください。
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おじいちゃん、がんばれー。
17/Jun.2020 [Wed] 15:16
くだらないネットのニュースを見ていたら
「放屁テロが行われる場所ベスト10」
というのがあった。
中身は開いて見ないけれど
想像するだに面白くて笑ってしまう。
ぼくの経験では放屁テロで一番危ないのは
国際線の飛行機の中だ。
特に若い女性が前に座っている時は
本当に危ない。
なにしろいきなり来るし、
この人がこんなに臭いものをするのか?
というギャップにも苦しむ。
しかもそれが何度も続くので
恐ろしいことになる。

あとは電車の中も危ない。
隣でされると、本当に苦しむことになる。
下手をするとその罪を擦りつけられたりするから困る。

銭湯にも最近は行かなくなったけれど、泡の出る湯船の中で
やるやつがいましたね。
谷中に住んでいた頃は、鉱泉の湧くお湯で
なんとなくその匂いがオナラと似ているので
「ん?」
と思うけれど確信が持てない。
そこに座っている人たちの顔を見ても
みんな何食わぬ顔をしている。
まあ、そんなことを思い出す。

「おじいちゃん、電動椅子でウーバーイーツに参戦」
というのも最近見た。
これも開いて見たわけではないけれど
想像すると可笑しくて笑ってしまった。
ウーバーイーツというのはお店で買った食べ物を
自宅まで自転車で届けてくれるサービスのことで
それを電動椅子で始めたおじいさんがいるのだろう。
ウーバーイーツの自転車は、この間東京に出かけたら
もの凄く増えていて、それが歩道を飛ばして走るので
ぼんやりしていると危ないのである。
さらに子供を載せたお母さんやら、若い人も自転車に乗って
飛ばしてくるので、油断はならない。
あんなのにぶつかられたら、骨も折れますよね。
そんな中で電動椅子のおじいさんがウーバーイーツの
あの黒い箱を膝に乗せてゆっくり走っている姿を見かけたら
やっぱりクスッと笑ってしまうだろう。
おじいちゃん、がんばれ〜。
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ツバメは一日に一つずつ卵を産む。
15/Jun.2020 [Mon] 14:01
近所のヨシアキさんは自宅の倉庫に
毎年ツバメが巣を作るのを楽しみにしている。
今年はオスが一羽で来て巣を作ったものの
その後肝心のメスが来ないのでヤキモキしていたのだそうだ。
「家があっても、独身じゃあ寂しいよね」
と二人で話した。
その後オスのツバメには無事にお嫁さんが来て
とうとう巣には卵が四つ産みつけられた。
「卵は毎日一つずつ産みますね」
とヨシアキさんは教えてくれた。
巣の中を観察する専用の鏡を自分で作って見ているらしい。
それで、もう明日には卵が孵るという時になって
ツバメの片割れが巣の下で死んでいるのを
見つけたのだそうだ。
卵も四つとも無くなっていて
たぶん青大将という蛇の仕業だろう、と
いうことだった。
青大将は垂直の壁でも登ってゆくので
ツバメの巣も狙われてしまうのである。
「がっかりしましたよ」
とヨシアキさんは目にうっすら涙を浮かべながら話してくれた。
死んでいたのはたぶんオスのツバメだろうということ。
やってきた青大将を追い払おうとして
逆に噛まれたのだろう。
せっかく巣を直して、相手を見つけて
卵が孵る、というところまで行ったのに
自然界ではこういうこともよく起きる。
本当に残念だったね、とがっかりしているヨシアキさんに
そう声をかけた。
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久里浜の思い出。
10/Jun.2020 [Wed] 13:59
魔法使いサリーの歌詞が
頭の中でずっと回っている。
「マハリクマハリタヤンバラヤンヤンヤン」
ってなんだろう? ということを
この何年か、ぼんやりした時に考えている。
「クリハマ、タリハマ」
逆にして読むとそうなるけれど
作詞をした人が久里浜に縁があったのか?
とも考えた。
こんなことを誰かに訊けると良いのだけれど
そんな人は近所にいない。
イタリアにジョバンニという39歳になる友達がいて
彼と奥さんのパオラは子供の頃にテレビで
日本のアニメを見ていたのだそうだ。
特によく見ていたのは
「アタックナンバーワン」
で、何年か前に彼らが東京に遊びにきたときは
「まんだらけ」でそのレコードを買って帰ったほどである。
しかし、主人公の名前はイタリアでは「ミミ」というのだそうで
鮎原こずえではないという。
そのジョバンニとはやたらと気があって
前に「うんこの形をした石鹸」を東急ハンズで見つけて
お土産に持って行ったら大喜びされたことがあった。
その日は友達の集まるちょっとしたパーティーで
アンナの家で夕食を食べることになっていたのだけれど
その真っ白なテーブルクロスの上にうんこ石鹸を載せたら
アンナがもの凄く怒った。
「テーブルにそんなものを載せないでよ」
と言うわけだった。
「だってこれ石鹸だよ」と言っても
「いいからどけて」
とアンナ。
ぼくとジョバンニは二人でハイタッチをして喜んだ。
まるで小学生である。
もしこんな疑問を訊けるとしたら、ジョバンニくらいだろう。
でも魔法使いサリーのことは知っているのかどうか?
それにマハリクマハリタだって、イタリアではどういうふうに
放送されたのか、いまだに聞いたことがない。
会うとくだらない話しばかりで盛り上がって
その話は忘れてしまう。
ネットで調べてみると小林亜星氏が作曲をする段階で
咄嗟に付けた言葉なんだと書いてあった。
そうすると意味はないのかもしれない。
調べなければ良かった。
死ぬまでこういうことを考えている方が面白いと思った。
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神様にお願いしたこと。
08/Jun.2020 [Mon] 14:46
北に拉致された横田めぐみさんと
自分がほぼ同い歳だということに気がついたのは
いつ頃だったろうか?(正確には一学年違う)
そう考えると、めぐみさんの存在がグッと身近なものに感じられた。
中学生になって、桜が咲く頃に
風疹が流行ったのも同じだ。
昨日はお父さんの滋さんが亡くなられて
テレビでその報道を見てやっぱり泣いてしまった。
お父さんの姿を最近はテレビで見かけなくなったので
どうされているのか、心配だったけれど
やはり具合が悪かったんだ、と思った。
奥様の早紀江さんと二人で全国を回り
めぐみさんが拉致されたことを訴え続けた
あの真剣な表情を見るたびに
涙が出る。
どうしてうちの娘は拉致されたのか?
なぜうちの娘は帰ってこないのか?
もし問われてもぼくにはその答えが出せない。
自分の生きてきた人生に目を向けるのと同時に
今、めぐみさんはどうされているのか?
考えると深い穴の底を見つめるような気持ちになる。
本当に人生は不公平で
なぜ不公平なのか、
いまだに答えは出ない。
死ぬということはどういうことなのか?
それにも答えは出せない。
命が尽きるまでにその答えが言えたら良いなあ、と思っている。
本気でそう思っている。
そして、すぐにでもめぐみさんが日本に戻れることを心の底から
お祈りします。
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心配することなんてなかった。
07/Jun.2020 [Sun] 14:10
倉庫の天窓を開けておいたら
今年もそこにツバメが巣を作った。
ツバメにとっては天井の高い倉庫の中に
巣を作ることでカラスや蛇から卵を守ることのできる絶好の場所らしい。
ふだんは下の大きな扉を閉めてあるけれど
今日は古い材木と梁を運び込むので扉を開けた。
するとツバメが天窓から入ってきたあとで
どこから出たら良いのかわからないと言ったふうに
倉庫の中を飛び回っている。
薄暗い倉庫の中が急に明るくなったので
窓の位置が分からなくなってしまったらしい。
もう卵も産んで、あとはヒナが孵るのを待つために
温めている時期なのに、混乱させてしまうのは
可哀想だ。
しかし、倉庫だから、やはり扉を開けることもある。
急いで仕事を終わらせたいけれど
梁を運び込む作業に手間取って
ずいぶん時間がかかってしまった。
夕方になってツバメの夫婦は大丈夫だっただろうか?
と心配になった。
天窓から出入りする姿が見えなかったからだ。
ところが今朝になると、また元気よく天窓から
出てくるツバメの姿を目にした。
よかったねえ、と胸を撫で下ろした。
妻にそのことを話すとやっぱり
ホッとしたような顔をしていた。
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